東京ダンススクールリアン会報 Vol.13(2021年7月号)

今年の梅雨はなんだかちょっと様子が違ってなんだか不安定。

それでも、7月は梅雨も終わって夏盛り!まだまだコロナウイルスの影響で窮屈な生活は強いられていて辛いところではありますが・・・

そんな中でも、東京ダンススクールリアンのレッスンは笑顔で全力レッスン中!

東京ダンススクールリアンの会報7月号!
今月のレッスン曲から、インタビュー等、ここでしか得られない情報満載!

今月のアドバイザー講師 ふみや

ダンスアドバイザーふみや

レッスン曲

・1週目、2週目はディズニー夏祭り2012
「爽涼鼓舞」のフィナーレパート
・3週目からは発表会のレッスンで、僕のクラスではハロウィンのパレード、ショー曲を何曲か繋げたメドレーにします。

ダンス初心者へのワンポイントアドバイス

・自分の踊りを撮影して、自分なりに良い部分と改善したい部分を分析する。
・上手い人や自分の好きな人の踊りを沢山見る
・継続と休憩

イチオシのアーティスト

マイナーではあるのですが、
作曲家、音楽プロデューサーの梶浦由記さんとREVOさんの楽曲と
Royal Scandalさん、omoinotakeさんがイチオシです。

他にも声優さんやネット音楽、アニメやゲームのアイドルや音楽ユニット、サウンドトラックや中国音楽など色々好きなジャンルは多いので、皆さんもいろいろな音楽に触れてみてください。

7月号講師インタビュー りょうこ

ヒップホップとダンスが大好きなりょうこ。

日頃のレッスンでは、常に生徒さんに楽しんで頂けたか伝えられたか自問自答して伝えています。

そんなりょうこクラスの特徴は、大人の部活。遅い時間ながらそれでも通ってくれている生徒さんに感謝しながら、みんなで楽しいクラスづくりをしているようです。

そんなりょうこのダンスを始めた原点とは?大学時代はダンス漬けの毎日があって成長がありました。生徒さんと共に成長を続けるりょうこの魅力に迫ります。

大人の部活の雰囲気で

牧野:リアンにきてどれくらい?

りょうこ:1月からなので半年くらいですね。

牧野:もう半年だね。あっという間だった?

りょうこ:はい、あっという間でした(笑)

牧野:リアンでのレッスンはやってみてどう?

りょうこ:色々な目的で社会人になってされている方が多いので、自分自身初心者の中で踊ったことがなかったので、伝え方とかこれでいけると思った部分が伝わらなかったりして、次のレッスンで自問自答しているのが続いてる状態ですね。

牧野:常にレッスンで改善考えながらだね。伝わらない部分がやっぱり難しい?

りょうこ:日常生活で音楽聴く中でカウントとかとりながら聴いてる人ってまずいないと思うのですが、ヒップホップってリズムとりが大切なところなんですよね。そこのカウントで伝えた時に頭で分かっていても、体で落とし込めずにという方が多いので、そこをいかにレッスン中で繰り返しやったりしてとやっていると時間内に終わらなかったりとかするので、生徒さんのレベルに合わせたレッスンがしっかり出来ているだろうかというところが難しさですね。

牧野:そこはやっていく中で改善しながら精進するしかないからね。クラスの雰囲気とかはどんな感じ?

りょうこ:部活っぽい感じだと思っていて(笑)自分の中で楽しくというのがリアンのモットーでもあると思うのですけど、楽しくというのは上手くなるというのもあると思うんですよね。ただ、なんとなく90分間過ごすというよりかは、90分間声出して、汗かいてというのは社会人とかになってから、他の人と汗をかくという機会がなかなかないと思うので本当に大人の部活みたいな雰囲気で半年やってきて、皆さんと仲良くなれてきたかなと思います。

牧野:そうなんだね。りょうこクラスのここがウリです、みたいのはある?

りょうこ:コピーダンスが流行っていると思うんですけど、そこにいくまでの基礎を身に付けたい方が生徒さんの中で多いかなと思っていて。コピーダンスやられている生徒さんもいらっしゃるんですけど、その中で私のクラスに通い続けてくれているということは、そういう基礎をしっかりと身に付けたいとおもっているのかなと。私としては基礎をしっかり身に付けたい、身に付けられるクラスというように考えています。

牧野:大事なとこだよね。発表会見たりするとよく分かるところなんだけど、基礎が出来ていると見ていてカッコいいんだよね。それは凄く感じているので良い雰囲気でやれているのが伝わるね。リアンで嬉しかったことは?

りょうこ:体験に来てくださって、
「久しぶりに汗かきました、楽しかったです」
と言ってもらえるとやりがいはあるなって思いますね。

牧野:社会人の方も多いから、そういう風に言って頂けると嬉しいし、成長も感じる?

りょうこ:感じますね。レッスンの時はベーシックな感じのリズム取りやアイソレとかをやるんですけど、見ていて私が初めて見たときよりも動いているなと感じます。生徒さん自身はあんまり気付いてなかったりするので、凄く良くなっていますよ、とかいろいろ声かけて徐々に成長していきましょうというのを伝えています。

牧野:でもなんか自分で気付かないうちに成長しているってとてもいい形だと思うけどね。

りょうこ:初心者の方だと何か1つ出来たとしても、自分の中での理想ってあると思うんですよね。それがアーティストでもいいし、私でもいいのですけど、人間なので比べちゃうと思うんですよね。それで、それが出来ないと思ってしまうと成長の妨げになると思うので、しっかりと成長している部分を伝えようとしています。

大学時代はダンス漬けでした

牧野:ダンスを始めたキッカケは?

りょうこ:ダンス、ヒップホップを始めたのは小学5年生位とかで、地元の公民館みたいなところで、友達に誘われてやっていて、中学校になったらチアリーディングの方をやっていました。中学は部活とチアやっていてヒップホップは離れていて、高校になってダンス部に入ろうと思ったんですけどダンス部がなかったんですよね。大学からは、サークルでやろうと思って上京したのですけど、300名規模のマンモスサークルで、東京にはこんなに踊れる人がいるんだなって。私がちゃんと基礎から学んだのが大学生からでしたね。

牧野:ヒップホップを選択したのは最初の時にヒップホップを教わったから?

りょうこ:そうでうね、そういうのもありますし、昔EXILEが好きだったので、そういう影響もあってヒップホップがいいなと思ってました。

牧野:好きなアーティストは影響うけるよね。サークルに入って、自分の立ち位置とかはどんな感じだったの?

りょうこ:一番最初入ったときは、高校生の時とかでは田舎だったので、私が踊ればキャーキャー言われてたんですけど、自分踊れるかもって浮かれてて(笑)世間知らずでしたね。いざ入ってみると、めちゃくちゃ人数いるし、上手い人もたくさんいて、私こんなに何もできないんだなって心折れた記憶ありますね。1,2年位の時は、発表会の時の立ち位置とかは後ろとかで、仕方ないのですけど、その後は、自分の中でも頑張ってきたのもあって、ソロをもらえたり、センターをやらせてもらったのはありがたかったですね。自分の中でサークル活動も大きかったんですけど、東京のダンサーの方にずっと教えてもらっていたのがありがたかったですね。

牧野:サークルで辞めてく人も多い?

りょうこ:そうですね。今リアンの初心者の方と、私がサークルに入った時の感覚が少し似ていて辞めてしまう人は、自分はやっぱり踊れない、ダンス向いてないみたいな感じで、楽しいけど辞めるという人が多かったですね。最終的に残ったのは、ダンス好きでとか、3年の引退まで残るんですけど。初心者の方、リアンのお問合せして下さる方も同じだと思うんですけど、そうやって辞めてしまうのはもったいないなと思っていて。大人になってせっかくダンスを始めたいと思ってお問合せするのって緊張すると思うんですよ。それで予約して頂いて、体験来て、そこでガチガチにレッスンしていて、私が入れる雰囲気じゃないなってなってしまうのはよくないですよね。都内の他の大手のスタジオとかだと、レッスンの雰囲気が固まっていて、初めて来た方も先生は声をかけないので、それはちょっとって思いますね。

牧野:そうだね。ダンスに限らず何かを始めるってときは緊張だし不安だし、そういう中でりょうこさん自身もそういう経験してきているから、生徒さんからすると安心するかもしれないね。大学時代は結構練習した?

りょうこ:大学で引退するまで3年間はダンスしかやってなかったですね(笑)昼間は授業に行って、夜練習して深夜練とか朝の6時までやって、仮眠してまた授業してっていうことしていましたね。今じゃ絶対出来ないですけど(笑)大学時代はダンス漬けでした。

牧野:1日最高どれくらいやってたの?

りょうこ:夜で3時間、深夜で6時間の9時間とかでしたかね。

牧野:凄いね!全員が全員やるわけではないでしょ?

りょうこ:そうですね、私の代で言うと、最初に70名位いて、最終的に残ったのは20名位だったので、差も開きますし、大学なので学業しっかりやりたいという方はそこまでやらないですね。

牧野:ダンスってレギュラーみたいのはあるの?舞台出れない人とかいたりとか。

りょうこ:一応、サークルの自主公演みたいなのは希望すれば出れるのですが、ステージによっては10名とかもありますね。

ヒップホップの文化的なことも伝えていきたい

牧野:出られない舞台はやっぱり悔しいよね。今後どのような活動したいとかはある?

りょうこ:自分がやってきたヒップホップをかみ砕いて、90分間のレッスンの密度の濃いものを提供したいということと、ヒップホップの文化的なところを知るともっと楽しくなると思うので、生徒さんに伝えていきたいと思います。

牧野:そうだね、ダンスのカルチャー的な部分も知ると楽しくなっていくよね。ダンサーとしての活動みたいなものはある?

りょうこ:チーム組んでやっていたんですけど、今回のコロナで実家に帰ってしまったりして・・・今後も東京でダンスしていくのであれば、また誰か相方見つけて、イベントとかには出ていきたいと思います。

牧野:リアンの発表会も10月ありますけど、りょうこクラスはどう?

りょうこ:男性の生徒さんが希望多いのですが、女性が出ないかもしれないですね。でも
出たいという希望を出してくれているのがとても嬉しいので、是非参加したいですね。

牧野:また出ると生徒さんも変わるし、りょうこさんも自分にとっての一生の思い出にもなるだろうからね。リアンで10回位ダンス発表会やってきたけど、結構最初出ないって言っていた生徒さんが後から出ておけば良かったという声は聞くからね。大人になって発表会とか衣裳着て照明あてられてとかっていう機会がないからね。そういうステージに立てるタイミングにいるのであれば、是非出て頂きたいなと思うよね。

りょうこ:そうですね、出れるなら出た方がいいと思います。

牧野:そうだね。では、クラスの生徒さんい向けてメッセージを。

りょうこ:まずは、私のクラスは平日21時スタートなので仕事終わりに来てくれて本当に感謝しています。自分が気付かないうちにコツコツと通ってくれているおかげで、生徒さんは間違いなく成長していますし、私自身も成長させてもらっているというところで、お互い良い時間を過ごせていると思っています。あと、ダンス続けていくと伸び悩みの時期があって、練習しても上手くならないとか、センスないとか思ってしまって辞めてしまうのはもったいない事なので、そこはぐっと堪えて、長い目線でダンスを続けてもらいたいなって思います。ダンスって小さい子供でも音楽にのって楽しんでいたりとか、海外でも80位のおばあちゃんが楽しんでいたりとか世代関係なく楽しめるので、ずっと楽しんで欲しいと思います。

牧野:そうだね、趣味としてずっと楽しめるからね。これからダンスを始めたい方へメッセージを。

りょうこ:最初の一歩が皆さんハードルが高いと思うのですが、一度スタジオに来てしまえば楽しい空間なので、緊張せずに来て下頂けたらと思います。

牧野:私のクラスは緊張しませんと?

りょうこ:はい(笑)そこの踏み出すことの勇気だけ頑張ってくださいと(笑)

牧野:大人のサークルでお待ちしていますだね。

-最後にりょうこにとってダンスとは?-

ダンスとは・・・

これが私の、アナザースカ・・・違う違う

りょうこ:これが私の、アナザーライフ!(もう1つの人生)

-自分の世界を広げてくれるもの-