東京ダンススクールリアン会報 Vol.16(2022年9月号)
久しぶりの会報となってしまいましたが、夏もいよいよ終わり、1ヶ月後のダンス発表会に向けて各クラス気合が入っています!
秋と言えば、食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋、とくればダンスの秋!
秋は体験者の方が増える時期なので、新しいダンス仲間を歓迎しましょう!
そんな東京ダンススクールリアンの2022年会報9月号!
講師のインタビューやダンス発表会情報等、ここでしか得られない情報満載!
目次
2022年東京ダンススクールリアンダンス発表会
CALL OUT!
今年のダンス発表会のテーマは、「CALL OUT!」というタイトルにしました。
コロナ渦で、色々溜まったストレス、葛藤などを叫びたい!それをダンスで表現したい!という想いでつけました。
また、現在東京リアンで一番長く頑張ってくれている講師のMIZUKIが出産したこともあり、産声ともかけました。
今回、発表会参加されないクラスの生徒さんも、ご興味ある方は是非当日お越し下さい!
※チケットご希望の方は、担当講師へお伝えください。完売次第終了となります。
CALL OUT!プログラム
1、K-POP MADOKAクラス
「Let’s Get Loco」
2、アイドル 紫織クラス
「私を推してくれますか?♡」
3、HIP HOP DAIKIクラス
「show must go on」
4 J-POP さやかクラス
「欲張りJ-POPメドレー♫」
5、テーマパーク 未帆クラス
「Now,begin the new show!!」
6、K-POP HINAKOクラス
「Welcome to our CINEMA!!」
7、???
8、HIP HOP LAYLAクラス
「SWAY TO THE MUSIC」
9、 K-POP かなこクラス
「Burn Out! 」
10、ミュージカル よしおクラス
「MUSICAL☆SHOW」
11、HIP HOP LAYLAクラス
「Welcome to our LAYLA number!」
12、K-POP MIZUKIクラス
「Various expressive power」
2022年9月号 東京ダンススクールリアン講師インタビュー
テーマパークダンサーとしても活躍していた未帆。幼少期に始めたバレエ教室で流れていた音楽が今に繋がっているようです。
ダンスを始めたキッカケ、子供の頃から好きだったこと、発表会を通じて嬉しかったこと、意識している表現方法とは?
生徒さんに伝えたいメッセージとこれからの目標についても語ってくれました。
バレエの教室に行ってみたら、テーマパークの曲を使ってやる教室でした
牧野:リアンに来てどれくらい?
未帆:2021年の3月からなので、1年以上経ちましたね。
牧野:1年以上やってみてどう?
未帆:あっという間でしたね。なんかもう1年経ったのだなって。
牧野:そうだよね。あっという間の感じがするね。実際クラスを持ってみてどんな印象?
未帆:凄くレッスンは楽しいですし、やらせて頂いて良かったなって思いますね。
牧野:生徒さんとも大分打ち解けてくるからね。ダンスを始めたキッカケは?
未帆:6歳からクラシックバレエを始めたのがキッカケでしたね。
牧野:なんでやろうと思ったの?
未帆:それは、母が自分がバレエやりたかったけど出来なかったから、私にやらせたかったみたいで。
でも、小さい時からテーマパークの音楽で勝手に踊ってるみたいな感じだったみたいで。それでバレエの教室に行ってみたら、テーマパークの曲を使ってやる教室でした。
牧野:それが幼心にドンピシャだったわけだね。途中で辞めたいなっていう時はあった?
未帆:全然バレエが上手な方ではなかったので…体系的にも上手い子と比べると全然違うなって思ってしまって。でも、踊る事とか、バレエや発表会だと長いストーリーを通して踊る、役として演じるというのが凄く好きで続けていましたね。
牧野:じゃあ楽しく続けてこれたんだね。学生時代はどうだったの?
未帆:ずっと部活動やっていて、中学に入ってミュージカルをみるようになって。
牧野:そうなんだ、結構早かったんだね。ミュージカルって大人になってからみるイメージだからね。
未帆:そうですね、その前に子供ミュージカルとかみにいってたんですけど、でも本当の大人の人がみるようなミュージカルをみるようになりました。
牧野:劇団四季とか?
未帆:そうですね。それで、中学3年の時に部活動でキャッツをやるようになって開眼した感じでしたね(笑)これやりたい!って。自分の中でも表現したい、殻を破ってやりたいって思いました。それから、ミュージカルやりたいと思って、大学の演劇学科に進んだんですが、入学した年からミュージカルのカリキュラムが無くなって、完全にお芝居の方で4年間受けてました。その間ダンスのレッスンをほとんど受けてなくて。
牧野:そうなんだ、じゃあ、そこでブランクも空いて?
未帆:そうですね、自分で踊ったりはしていたんですけど、でもその時間が凄く楽しかったですね。
牧野:それはまたダンスと違った経験になるよね。
未帆:でも結局卒業する時に、お芝居も凄く楽しかったし好きだったですけど、ダンスってみて奇麗とか正解があるんですけど、お芝居って正解がなさ過ぎて・・・それでこれを突き詰めていけない、私にはと思って、やっぱりダンス好きだな、ディズニー好きだなってなって(笑)
牧野:幼少期のね(笑)そこからディズニーダンサー?学校とかに行ったの?
未帆:いや、もうフリーターをしながらオーディションを受けてでしたね。
牧野:そうなんだ!1回で受かったの?
未帆:いや、何回も受けました。諦めずに受けて受かった時は本当に嬉しかったですね。でも受かった時は本当に楽しめたんですね。それが伝わるものがあるのかなって思います。
発表会に出て、グンと結束力が高まった
牧野:教え方で気を付けていることはどんなところ?
未帆:私自身も色々な先生に習わせてもらって、凄くいい先生に出遭う事が出来て、自分自身が好きだった先生が勉強熱心で、常に新しい情報を得てきたり、体の使い方とか、どうすればそうなるのかっていう説明をきちんとしてくれていて、私も体の使い方が変わったので、私もそういうことを伝えていこうとしています。
牧野:なんでそうなるのかっている理屈を教えてもらえるのは嬉しいよね。
未帆:何回も同じことをやるのも大事なんですけど、なんで出来てないのかというのを見て。ここが踏めてないよとか、準備の段階でバランス崩れてしまっているよとか、そういうところを見れるようにしています。
牧野:そうだよね、それならYouTube見ていればいいもんね。
未帆:そうなんです、本当に。せっかく習いに来てくださっているのだから。
牧野:何が出来ていなくて、何を改善したらいいのか分からないから習いたいんだもんね。そんな中でクラスの雰囲気はどうですか?
未帆:発表会に出て、グンと結束力が高まったというか。
牧野:発表会はね、気持ち高まるよね。
未帆:はい。自分自身もそうなんですけど、本番前の楽屋とかで仲良くなるんですよね。ああいう時間て大切で。
牧野:そうだね、メイクだったりとかもね。
未帆;私の知らないところでどんどん仲良くなっていって、レッスンの前後でそういう関係性が見えたりすると良かったなと思いましたね。新しく入ってくれる方も、そういう雰囲気があった方が馴染みやすいかなと思いますね。
牧野:発表会やると上達もするよね。
未帆:しますね。踊り込みもするので。
牧野:あと、やっぱり舞台に立つっていう独特の緊張感とか表現力が経験値になるだろうからね。
未帆:そうですね、やっぱり毎週のレッスンだとそこまで突き詰められなかったりするので。レッスン中マスクしてるので、マスク外しての全体連取のリハーサルとかで、この生徒さんこんな素敵な笑顔でステージで踊るんだ!って思いましたね。
耳が聞こえない人が見たときに、音楽が聞こえるような表現ですかね
牧野:これまでで発表会以外で感動したところは?
未帆:これまでの話と矛盾するんですけど、テーマパークとかミュージカルって表現ありきというか、体の動きだけじゃないダンスのジャンルだと思うので表現のところを抜かずに伝えるようにしています。それが見えたときとか、そういう表現方法があるんだって生徒さん自身が知っていくことで、生徒さん自身もやってて気持ちよさも違うと思うんですよね。そういうのが見えたときに、感動しますね。自然に拍手が出ちゃう感じになります。
牧野:ダンスって言葉にできないからね。ミュージカルもそうだろうしね。未帆さんがやる時は逆にどういうところを意識してるの?
未帆:耳が聞こえない人が見たときに、音楽が聞こえるような表現ですかね。
牧野:なるほどね。
未帆:ダンサーの人は出来るだけいいイヤホンを使うべきというのがあって、ウラの音とか、よく聴いてるとウラでこの楽器でこの音で振付してるとか、そういうのがありますね。
牧野:なるほど、深いね。
未帆:そうですね、どの音に当てて振付してるのかなって。
牧野:でもそれって、普通に聴いてたら分からないよね?
未帆:そうですね、でもそこまで表現するから、耳の聞こえない方が見ても、音を知ってる人が無音の状態で聴いても知ってる音楽がそのまま流れるというような感じですね。
牧野:難しいところだよね。テクニックだけがあっても難しいし、その反対もだしね。
未帆:どっちかおろそかでもいけないですね。
牧野:両方大事にしながらレッスンしてるということだね。これから、どんな活動をしていきたいとかある?
未帆:今のクラスが10代、20代の方が多いので、30代、40代、それ以上の方にも喜んで頂けるクラスにしたいなと思います。
牧野:そうだね、大人だからこそ始めて欲しいのはあるよね。未帆さん自身は何かある?
未帆:指導をしながら、ダンスをたくさん広めていきたいですね。
牧野:そういう活動をしてくれる人は貴重なので、是非お願いします。では、生徒さんに向けてメッセージを。
未帆:楽しむ事が一番大切、ということですね。日々のレッスンで基礎練でテクニックを磨きつつも、音が鳴った時にいかにそれで楽しめるか。音と一緒になって踊っているというのが、みる方も踊る方も醍醐味なので。絶対に楽しむということ、それが何よりも大事だと思うので、その心を持って頂きたいと思います。
牧野:では、これからダンスを始めたい方へお願いします。
未帆:動画とかをみて、難しそうとか、こんなの覚えられないって尻込みしちゃうことってあると思います。私も最初はそうでした。でも、行ってみて一歩ずつ動いたら意外と出来ることが多いです。動画を見てダンスを習うということも出来ると思うのですが、せっかく通って下さるのなら、ちょっと難しそうって思う事でも足を踏み入れて頂いて、ちょっと殻を破ってチャレンジして頂けたら嬉しいです。
-未帆にとってダンスとは?-
-一番自分らしくいられる瞬間-
出身地:東京
趣味:読書、映画鑑賞
特技:5分で昼寝して起きれること
休日の過ごし方:(実は休日らしい休日はほとんどないんです…)
好きなアーティスト:Michael Jackson、QUEEN、Lady Gaga
尊敬している人:人を笑顔にすることができる全ての人!
好きな食べ物:中華料理
苦手な食べ物:生トマト、生クリーム