ダンスの振り付けを覚えるのは、男性よりも女性のほうが早いといわれていますが、男女でそのような違いがあるのはなぜなのでしょうか。覚え方の違いを理解しておくと、ダンスのレッスンが男女共にもっと快適で楽しいものになるはず。

そこで今回は、女性のほうがダンスの振り付けを覚えやすい3つの理由についてご紹介していきましょう。

頭のメカニズムが違うため

ダンスの振り付けを覚えるのは女性のほうが早いといわれるのは、記憶力の差が出る脳のメカニズムが若干異なるためです。女性はもともと記憶を感情と結びつけて、長期間データを保存する側頭葉で処理。

逆に男性は偏桃体というところで、記憶したことを短期間しか保存しないことが関係しています。たとえば恋人の喧嘩のように、彼女が彼氏の過去の過ちを蒸し返すようなことは、女性の記憶力がとてもいい脳のメカニズムがあるため。

それはダンスの振り付けを覚える際にも活かされ、ダンスの動きを「楽しい」「難しい」「ワクワクする」など、一旦感情的に情報を処理してから記録しているためなのです。

練習時間がとりやすい

ダンスの振り付けを女性のほうが早く覚える理由は、練習時間がとりやすいためです。仕事をしながらダンスを続ける忙しい女性も多く存在しますが、男性の場合、仕事関係の付き合いを断れない、友人と遊びに行く約束があるなど、趣味や習いごとにかける時間がない傾向があります。

とくに社会人の場合は自分のキャリアがすでに決まっており、ダンスで新たな人生をスタートしようという人は少ないでしょう。すると物ごとの優先順位が自然と決まってしまい、ダンスの練習が後回しになることもあるのです。

その点女性はたとえ忙しくてもスケジュール管理をきちんとしていますので、自分のライフスタイルに沿ったダンスの練習が可能なのです。

機転が利きやすい

ダンスの振り付けを記憶する作業とホルモンの働きの関係性は、あまり意識したことはないかもしれません。女性ホルモンは身体の毎月のサイクルを整えるもので、女性は生まれつきこのサイクルが「リズム感」となる可能性があるのです。

フローに乗って何かをするのが得意なのも女性。突然何かがあった時でも女性は機転が利きやすく、結果的にダンスも自分なりにわかりやすく解釈して振り付けを覚えていることになりそうですね。

まとめ

ダンスの振り付けを覚えるのは、男女共に簡単なことではありません。少しだけ女性のほうがダンスに有利になりそうなことはありますが、世界的に知られているダンサーは男性も多いため、性別に関係なく自分の得意分野を活かすことが大切ですね。
少人数なので定員になる前に☆
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