ダンスレッスンは栄養補給が正しくできるとさらに集中でき、体も軽やかに練習が続けられます。ダンスには運動効果があるようにエネルギーを使いますので、レッスン前後は運動に適した栄養補給がおすすめです。

そこで今回は、ダンスに必要な栄養に視点を置き、おすすめの食べ物をご紹介していきましょう。

おにぎり

ダンスに必要な栄養はエネルギー源になる「糖質」で、不足すると体がバテやすくなるだけでなく、脳の働きも鈍くなりダンスが覚えにくくなる可能性があります。有酸素運動や筋トレのメリットが期待できるダンス。

糖質不足だと筋肉量が減り、体づくりにもデメリットになります。事前の糖質補給で血糖値を維持し、ケガの予防も意識しておきましょう。簡単に食べられるおにぎりは、糖質の多い炭水化物の中でもパンやパスタと比較するとカロリーは低く、ダンス前の栄養補給におすすめ。

仕事帰りのレッスン前に小腹を満たすにはちょうどいい食べ物です。もし普通に食事をするなら、運動の2～3時間前には済ませておきましょう。

ヨーグルト

ダンス後の栄養は、体の疲労回復をメインにしたものが必要になります。レッスン中は体のあらゆる筋肉を使い、筋肉合成にアミノ酸が使われています。このため栄養不足で筋肉の分解が止まらないよう、レッスン直後に軽い栄養補給をすることがおすすめです。

疲労回復にはグリコーゲンの貯蔵をタイミングよく行うことがコツ。ダンスレッスンで失われやすいたんぱく質やアミノ酸、ミネラルなどは意識して摂取したいものです。

しかし疲れている時にいきなりたくさん食べるのは胃腸の負担になりますので、ダンス後は消化によいヨーグルトがおすすめ。乳製品には動物性たんぱく質が含まれており、内臓の疲労回復にもヨーグルトはぴったりで、女性には美容効果も期待できます。強度なダンスの後は、たんぱく質の摂取を特に意識してくださいね。

スポーツドリンク

ダンスレッスンは汗をかくため、栄養補給でミネラル摂取も欠かせません。レッスン前後の水分補給はとても重要なポイント。ミネラルにはカルシウムやマグネシウム、カリウムなどがあり、神経系に関与する働きが特徴です。

汗をかくとミネラルが失われ、不足すると筋肉のけいれん、集中力の低下のリスクも。海塩を水に混ぜて飲むこともできますが、手軽なのはスポーツドリンクでしょう。ダンスの前後、またはレッスン中にバランスよくミネラル摂取ができます。

まとめ

ダンスに必要な栄養は、エネルギー源と疲労回復に向けたものが中心です。普段から健康的な食生活を意識して、元気な体でダンスレッスンを続けていきたいですね。
少人数なので定員になる前に☆
レッスンスケジュール