ヒップホップとラップに違いはあるのか、どちらも同じような音楽に聞こえるという人もいるでしょう。ダンスのジャンルでも人気がある両者ですが、スキルをアップするためにもヒップホップとラップの違いについてわかりやすくまとめました。

ヒップホップとラップの歴史について

カッコいいストリート系のファッションでダンスをするヒップホップとラップですが、まずは歴史からご説明しましょう。ヒップホップが誕生したのは1970年代のニューヨークで、ブロンクス地区で行われたブロック・パーティーが始まりとされています。

このパーティーでは、ストリートでDJがターンテーブルで音楽をかけてダンスを踊ることが楽しみのひとつ。そのうちに仲間同士で競うダンスバトルなども始まり、ヒップホップはストリート文化の音楽やファッションにも影響を与えます。

ヒップホップは黒人文化、ラップはその文化をさらに細かく分けたもので音楽のジャンルに匹敵するものです。簡単にいうと、ラップはヒップホップ文化の音楽のひとつになります。

ヒップホップの人気アーティスト

ヒップホップアーティストで有名なのは、ラッパーの元祖とも呼ばれるグランドマスター・フラッシュ。DJがレコードをスクラッチするテクニックもこの時代から増え始め、MVにも登場するようになります。

現代人気があるヒップホップアーティストには、ジェイ・Z、ドレイク、50セント、ニッキー・ミナージュなど。ノリのよい音楽でダンスにもよく使われるヒット曲があるアーティストたちです。

ラップの人気アーティスト

ヒップホップとラップの違いは、音楽界ではあまり明確にされていないこともあります。しかしラップには「ラッパー」と呼ばれるアーティストがいますので、そこから違いを見極めることもできます。

ラップが誕生したアメリカで、ランキングで発表された偉大なラッパーにはケンドリック・ラマー、2パック、エミネム、ナズ、スヌープ・ドッグ、リル・ウェイン、ノトーリアス・B.I.G.など。

ダンス曲で人気があるラップには、ノーティー・バイ・ネーチャーの「Hip Hop Hooray（ヒップ・ホップ・フーレイ）」や、TLCの「Creep（クリープ）」、ドクター・ドレーの「California Love（カリフォルニア・ラヴ）」などがあります。

ラップ曲はギャングスタ系のハードコアなものから、クリス・ブラウンのようなダンスしやすいノリのものまで色々な曲があり、聴いているだけで踊りたくなりますね。

まとめ

ヒップホップラップの違いは、歴史を辿るとどちらも黒人文化であることがわかります。音楽業界でヒット曲が立て続けに登場するラップは、ダンスでぜひカッコよく決めてみましょう。
少人数なので定員になる前に☆
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