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パリ五輪ブレイクダンスが競技に!ダンスが追加された背景にあること

投稿日:2024年3月25日
更新日:2024年3月25日

パリ五輪ブレイクダンスが競技に!ダンスが追加された背景にあること

パリ五輪にブレイクダンスが競技として追加されたニュースは、もうご存知でしょうか。2024年パリ五輪は、7月26日~8月11日の日程で開催予定ですが、IOCではパリ五輪でスケートボード・スポーツクライミング・サーフィン・ブレイクダンスの4種を追加。

ダンス好きにとっては新たな目標となりそうですね。では今回は、パリ五輪で追加される「ブレイクダンス」の概要などについてお伝えしていきましょう。

 

オリンピック競技になったブレイキンとは?

パリ五輪にブレイクダンスが追加されたことで、ダンス人口も急増するのではないかと予想されています。種目として追加されたのは「ブレイキン」と呼ばれるもので、もともと日本では「ブレイクダンス」と呼ばれたダンスと同じものです。

ブレイキンは片手で体重を支えるなど、ダイナミックでアクロバティックな動きが特徴。ニューヨークのストリート発祥のダンスで、ヒップホップカルチャーの構成要素のひとつとなっています。

ブレイキンを踊るダンサーは通称「ブレイカー」と呼ばれる人たち。音楽はファンクやラップなど、黒人文化が基礎となっており、ファッションやアートなどにも多大な影響力を持っています。

 

パリ五輪に追加された理由

パリ五輪にブレイクダンスが追加されたのは、若い世代にもっと興味を持ってもらうことが理由のひとつです。昔は世界のアスリートが集まり競うオリンピックは人気が絶大でしたが、近年アメリカをはじめオリンピック人気が低迷しており、とくに若い人は通常のプロスポーツ観戦のほうに興味がある様子。

そんなオリンピックを盛り上げるためにやはり若い人のエナジーは必要であるため、ブレイキンが追加された背景があります。ブレイキン人口は世界的に増加傾向にあり、音楽とダンスで国境を超える交流を目指すこともブレイキンが選ばれた理由。

2018年、アルゼンチンでユースオリンピックの競技種目として採用され、とても支持されています。

 

ブレイキン日本代表について

パリ五輪でブレイクダンスを競う日本代表。男子で注目されているのは「Shigekix」です。すでに予選が始まっており、回転技のパワームーブなど、得意技を豪快に披露しています。

女子の注目は、40歳の「AYUMI」こと福島あゆみ選手。世界トップレベルの技術を競う大会でも自慢のフットワークの軽さを披露しています。世界のダンサーたちとどこまで戦えるか、日本人の強さをぜひ期待したいですね。

 

まとめ

パリ五輪にブレイクダンスが追加され、あまりオリンピックに興味がなかった人も今年は観戦したくなるかもしれません。ダンスにはスポーツの要素もありますので、華麗な技をぜひチェックしてみてくださいね。

少人数なので定員になる前に☆
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