Lockダンスのすべて・歴史や特徴・Rockとの違いなど徹底解説!
投稿日:2024年4月17日更新日:2024年5月4日
Lockダンスはよく「Rock」と間違われるのですが、ジャンルとしては全く異なるダンスの特徴があります。そこで今回は、Lockダンスとはどのようなものなのか、歴史や特徴、そしてRockとの違いについてご紹介していきましょう。
目次
Lockダンスとはどんなダンス?
Lockダンスは、1970年代に始まったストリートダンスのひとつで、ホップダンスやブレイクダンスと並び「3大オールドスクールダンス」とも呼ばれています。
ダンスの特徴はメリハリのある動きで、Lockダンスは鍵の「ロック」が由来になっているように、鍵をかけるようにピタッと静止するなど、インパクトのある動きが特徴。
通常のヒップホップダンスは、リズムに乗ってアップダウンを繰り返していますが、Lockダンスは動いてはピタッと止まるなど、個性的なところが人気の理由です。
Lockダンスの歴史について
Lockダンスは、1969年にアメリカ・西海岸でトレンドだった「FunkyChicken」と呼ばれるダンスが上手にできなかったドン・キャンベルという人が、Lockダンスの動きを最初に取り入れたといわれています。
70年代以降になり、伝説的に有名なチームとなるLockダンスのチーム「ザ・ロッカーズ」を結成。日本に入ってきたのは1980年代で、チームメンバーのトニー・ゴーゴーが九州に在住している時にLockダンスを広めました。そのため日本のダンスシーンでは、トニーの存在は欠かせないといえるでしょう。
音楽のRockとの違いについて
LockとRockは、どちらも日本語では「ロック」と呼ぶため、違いがよくわからないという人もいるでしょう。Lockダンスと聞いて、アメリカン・グラフィティの映画のようなロックンロール系のダンスと勘違いする人も少なくないようです。
しかしRockはあくまでも音楽ジャンルのひとつ。Lockダンスで使う曲は、ヒップホップ系が多いことが特徴です。
Lockダンスの代表的な振り付け
Lockダンスがどのようなダンスなのかイメージしやすくなる基本の振り付けをご紹介します。まずはピタッと静止する動きの「lock」。指の動きをピタッと止める「ポイント」や、拳を回転させて手首を巻き上げる振り付けの「トゥエル」、拳でパンチを打ちリズムをとる「ペイシング」などがあります。
ステップでは、片足をキックして下ろす時に反対側の足を入れ替えて着地する「スクービードゥ」もLockダンスの特徴的な振り付けです。呼び名は地域や文化によって若干異なる場合がありますが、Lockダンスの振り付けはあらゆるジャンルのダンスに組み込まれていますので、覚えておくととても便利です。
まとめ
Lockダンスをやってみたいと思った人は、ぜひダンススクールのレッスンを受けてみてください。軽快な動きでテンションが上がるうえに、体の柔軟性もアップするでしょう。
少人数なので定員になる前に☆
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