振付師のコンビニダンス動画が迷惑行為と波紋!?ダンサーに問われるマナー
投稿日:2023年11月9日更新日:2024年5月3日
こんにちは!東京ダンススクールリアンの寺井光秀です。
昨日、出張で長野県に行っていたのですが、長野もまだ寒くなってないですね。今年はなんだかおかしな気候です。来週から寒いそうなので、体調管理には気を付けたいですね。
さて、今回は、振付師のコンビニダンス動画が迷惑行為と波紋と呼んでいる件についてお伝えしたいと思います。
目次
振付師のダンサーは誰?
今回波紋が広がってしまっているダンサーは、振付師でダンサーのタイチーズ氏(24)だそうです。
タイチーズ氏は、YouTubeやTikTokで活躍するダンサー兼振付師で過去には自身のInstagramで東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を支援する日本コカ・コーラの「チーム コカ・コーラ」公式ソングの振付を担当したこともあるそうです
この楽曲には、三浦大知さんやPerfumeさんなどの大物アーティストも参加しているそうです。では、そんな方が何故、今回迷惑行為として波紋が広がってしまったのでしょうか。
酔っ払ってコンビニでのダンス動画を投稿
事の発端は、どうやら酔っ払って、コンビニでダンスを踊った動画をTikTok等のSNSに投稿したそうです。
付近に人はいなかったそうですが、手狭なコンビニの店内で、大きく手足を使いジャンプをしたりする激しいダンスを行っていたそうです。
確かに、残念ながら非常識と言われてしまっても仕方のない事だと思います。
問われるダンサーのマナー
投稿した後には、
「酔っててもめっちゃかっこいい」
などダンスを評価するコメントがある一方
「コンビニで踊るのは非常識だし迷惑すぎる」
などの批判コメントなど、様々なコメントが寄せられたそうです。
今回の一件については、世間一般的に考えるのであればやはり迷惑となってしまうでしょう。
ましてや、実績のあるダンサーがこのような行為をしてしまう事は非常に残念に感じてしまいます。
名のある方だからこそ、品格が問われるのではないでしょうか。
ここで思い出されるのが安田ビル(現損保ジャパン)問題です。
かつてはダンサーにとって必要不可欠な場所
かつて、関東のストリートダンサーにとって必要不可欠な練習場所、と言われている場所がありました。それが、安田ビル(現 損保ジャパン)です。
当時関東でダンスをやっているダンサーは、一度は行ったことがあると言われる程、ダンサーにとっては大切な練習場所だったそうです。
当時は、毎日のようにビルの周りは、練習するダンサーで溢れ返っていたそうです。しかし、一部のダンサーのマナーの悪さが急増し、ついには使用禁止となってしまったそうです。
当然と言えば当然なのですが、そもそもここは踊っていい場所であったのでしょうか。
結論をお伝えするとOKだったのです。ですが、それは先代のダンサー達が、ビル側と交渉して使用許可を得ていたそうです。
つまり、ビル側としては快くOKではないけれど、しっかりとマナーを守って使用するのであれば協力するという姿勢だったと推測できます。
一般的に考えてビル側にメリットはありません。使用料を得ていたのであれば別ですが、そのような事実はなさそうです。つまり、ビル側の善意だった訳ですが、結局交渉の苦労も分からないマナーの悪いダンサーが、他のダンサーにとっては迷惑行為をしてしまっていたという事になります。
カッコよく踊る前に大切な事
カッコよく踊れる事はダンサーとしてとても大切な事でしょう。しかし、それ以前に、大切な事があります。それは、公共のマナーを守り、他者に迷惑をかけないという社会人として当然の事です。
現在、ブレイクダンスがパリオリンピックに向けて注目されているところですが、世間は見ています。それは、ダンス以上にマナーが気になる人も多いでしょう。
コンビニはスタジオではないですから、お店からしたら迷惑です。お客さんからしても迷惑です。
せっかくダンスが注目される時なのですから、ダンサー1人1人の心掛けが必要な時ではないでしょうか。
まとめ
今回は、振付師のコンビニダンス動画が迷惑行為と波紋についてお伝えしました。
酔っ払っていたとは言え、コンビニでダンスを踊って投稿してしまうのは残念な行為です。
かつでは、ダンサーに必要不可欠な場所とも言われたビルが使用禁止になる等、ダンサーのマナー、モラルが問われます。
ダンサー1人1人の心掛けで、ダンス業界のマナーが良くなることを切に願います。
ダンサーはちゃんとスタジオを借りて練習するべきです。
この記事は、寺井光秀が作成しました。
少人数なので定員になる前に☆
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