東京ダンススクールリアン会報 Vol.10(2021年2月号)


東京ダンススクールリアン会報2月号

今年も早1ヶ月が経過…

緊急事態宣言も延長となり、気持ちが落ちてしまいますが…

そんな時こそ、ダンスで楽しく踊りましょう!ダンスは自宅でしかも一人でも練習出来るので密の心配もありません!

それでもやっぱり大好きな仲間とダンスをする喜びは格別です!コロナを笑顔で吹き飛ばせ!

2月号はそんな時にピッタリな笑顔のインストラクターインタビューです。

東京リアン講師インタビューVol.3

原口奈々
笑顔でマスクの下で歌っていいよ!

笑顔でレッスンをする大切さを伝えている原口。

3歳からバレエを始め、ジャズダンスを学び辿りついたテーマパークダンサー。

しかし、そこに辿り着く為には苦難がありました。

笑顔になる為の努力、そして、苦難を乗り越えてやっと掴んだテーマパークダンサーという想いがあるからこそ、笑顔で伝えられることがあります。

テーマパークの裏話等、テーマパーク好きの方必見です!

レッスンはゆっくり丁寧に

牧野:リアンに来て半年くらいだっけ

原口:7月からなので半年位ですかね。

牧野:そうだよね。まだまだこれからだと思うんだけど、自分のレッスンの特徴はどんなところ?

原口:ダンス初心者の方が多いので、とにかくゆっくり基礎やコンビネーションの時間もとって丁寧に何度も繰り返しながら、ゆっくり丁寧にやっています。覚えていって踊れるようになると楽しいと思えるようになると思うので、そこを心がけてやっています。

牧野:その中で楽しい部分を見つけるポイントとかってある?

原口:ちょっと取りやすい音をとってみたりとか、フォーメーションで顔を見合わせる瞬間とか。踊ってる時に目が合うと嬉しいよね、というようなところですかね。

牧野:あと、やっぱりテーマパークだから笑顔が大事というところ?

原口:そうですね、笑顔でマスクの下で歌っていいよ!とも言ってます。

牧野:マスク越しでも笑ってるなっていうのは分かる?

原口:そうですね、表情が動いているので分かりますね。ずっと笑顔でというもの辛いんですけど、リップシンクでやるようにすると表情も豊かになるので。

3歳からバレエ

牧野:ダンスを始めたキッカケは?

原口:お姉ちゃんがクラシックバレエを習っていて、それで私も影響されてバレエから始めました。

牧野:いくつからやってたの?

原口:3歳からですね。

牧野:じゃあ、もう物心ついたときからやってたんだね。始めた時の記憶はあるの?

原口:始めた時の記憶はないんですけど、小さい時に主役やってるお姉さんに憧れてすごい練習していたのとかは覚えてますね。

牧野:やって良かったなって思う?

原口:そうですね、好きなことを見つけるキッカケになったのでありがたいですね。

牧野:バレエはいつまでやってたの?

原口:高校2年生までですね。

牧野:結構やっていたんだね。

原口:そうですね、精一杯やったというところで、そこからジャズダンスに興味があったので、それをやりたいなと思って憧れの先生がいたのでそこに通っていったという感じですね。

牧野:そうなんだね。バレエとジャズはやっぱり違う?

原口:違いますね。バレエはポジションとかが決まっているので、決まりの中でやっていくかというところですけど、ジャズは自由にやっていく感じですね。

牧野:なるほどね、基礎は一緒?

原口:そうですね、基礎はバレエなので。つま先伸ばすとか、足上げるとかなので、バレエの経験が役にたっていますね。

牧野:そっか、じゃあ、バレエをもっと自由に表現するのがジャズって感じ?

原口:そうですね、感情を凄い込めたりとか。

牧野:感情を込めるというのも違うんだね。テーマパークの方はいつから?

原口:しばらくジャズダンスを習ってて、大学生の時にジャズダンスサークルに入ったんですよね。そこにいた先輩が、ディズニー受かったと言っていて、そういう道もあるんだということを知って、それで私も目指すようになった感じですね。ダンスで仕事がしたかったという感じですね。テーマパークだとある程度保証もされるしというところで。

やっと受かったディズニー

牧野:ディズニーはいつから入ったの?

原口:2015年とかですかね。

牧野:長いね!

原口:そうなんですよね、意外と長くやらせてもらってます。

牧野:やっぱりディズニーには憧れがあったの?

原口:そうですね、やっぱり観に行ったりするとキラキラと輝いているんですよね。素敵だなと思って。それで今所属しているショーを観た時に「このショーやりたい!」とより強く思いましたね。

牧野:それはスキルも高い感じなんだ?

原口:そうですね、タップダンスとかもあったりして。それをやりたいからタップダンス習いに行ったりとかもしていましたね。

牧野:今まで一番大変だったことある?

原口:テーマパークでですか?

牧野:うん、そうだね、リアンて言ってもまだね(笑)

原口:そうですよね(笑)

牧野:じゃあ、ダンス関連で一番大変だったことは?

原口:ディズニーに入るのに凄い苦労したんですよね。3回、4回目でやっと受かったみたいな感じで。最終まではいくんですけど、そこで落とされてしまうというのがあって、何がダメなのかな、という感じで悩んでましたね。でも結局は根拠のない自信があって、なんで私が受からないんだろう、絶対に受かってやる!という思いがあって挑戦し続けて、色々な先生に通ってアドバイスもらったりしてようやく受かったという感じですね。その期間が凄く大変だったんですけど、でもその期間があったからこそ今お仕事をもらえるありがたさが凄く分かりますね。通知は郵便で来るんですけど、「ペラペラかあ」ってなると、今回不合格だなって分かるんですよ(笑)

牧野:そうか、A4のペラ1枚みたいなね(笑)開封する前に分かっちゃうんだ。

原口:そうなんですよ、厚いと今後のスケジュールとか書いてあるんですけど。それがほんと辛くて。親とかも「きてたよ・・・」ってもう親も分かってますから(笑)

牧野:結構倍率高いもんね。どれくらい応募はくるの?

原口:1000人以上ですかね。

牧野:そこからとる人数ってどれくらいなの?

原口:50人くらいとかですかね。年によって100人とることもあったりとかはあるみたいですね。

牧野:でも10%以下ってことだよね。でも明確な基準は分からないんだよね?

原口:そうなんですよね。顔が可愛かったりとか、華があるとか色々ですね。

牧野:でも美人でスタイル良くても受からない人もいるもんね。

原口:そうですね、不思議です(笑)

牧野:ダンスやっていて一番感動したエピソードとかある?

原口:ショーとか外で踊っているとお客さんの顔が間近で見えるので、それで拍手頂けたりとか嬉しいですね。

牧野:一人ひとりの顔は良く分かるんだ?

原口:よく分かりますね(笑)

牧野:行く人は年パスとか持ってるもんね。

原口:そうですね、パレード好きな方とかは持っていますね。

牧野:夏とかは大変だよね。

原口:そうですね、汗なんだか水なんだか分からないくらいですね。

牧野:メイクもね。

原口:そうなんですよ、つけまつ毛とかとかとれますからね(笑)

牧野:1回のパレードでどれくらいの時間をやるの?

原口:40分ですね。

牧野:1日どれくらいやるの?

原口:シフトにもよるんですけど、全部やる日もあれば、ハロウィンと年間のショーだけやって終わりの日もあります。色々ですね。

牧野:皆同じことが出来るようにしているの?

原口:ショーによって役とかもあるので違ったりしますね。

牧野:レッスンの中でパレードの要素みたいのも取り入れたりしてる?

原口:そうですね、この前そういうパレードのフリを入れたりして、生徒さんも楽しんでくれていて。

牧野:どんなことやったの?

原口:パレードが難しいフリを踊って見せるというのが多いので、遊び的な要素を入れたりおりまぜてやりました。

牧野:生徒さんも嬉しいよね。自分が中々体験出来ない世界だと思うから、それをレッスンで体験出来るというのはいいよね。生徒さんに向けてメッセージがあればお願いします。

原口:最初は初心者なのでダンスが出来なかった生徒さんも、アップからの成長が見える最近はすごく嬉しいです。皆さんの成長楽しみにしています。

牧野:では、これからダンスを始めたい方にメッセージを。

原口:最初は基本からやっていくので、付いていけるか不安な方も安心してお越しください。お待ちしています。

-最後に、原口奈々にとってダンスとは-

原口:私にとってダンスとは…

-これが私の、アナザースカ・・・違う違う-

原口:これが私の、アナザーライフ!(もう1つの人生)

生きる上で欠かせない空気みたいな存在‼

出身地:埼玉

趣味:読書、飲むこと、占い

特技:人の話を聞くこと

休日の過ごし方:前の日飲んで、ゆっくり起きてレッスン行って読書する

好きな食べ物:焼き鳥

苦手な食べ物:牡蠣(好きだけどあたって以来恐怖で食べれない)

次回3月号の特集は「ayumi」です。

次回もお楽しみに!