東京ダンススクールリアンはダンス初心者限定    
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東京ダンススクールリアン会報 Vol.11(2021年3月号)

寒い冬ももうじき終わりそうな春の気配がするこの季節。

春が来ると気分もウキウキしてきますよね!

春になったら出掛けたいけど、まだまだ自粛は続きそうです。
緊急事態が延長となってしまいましたが
東京ダンススクールリアンも会報も元気いっぱい!

そんな東京ダンススクールリアンの会報3月号!
今月のレッスン曲から、インタビュー等、ここでしか得られない情報満載!

3月号講師インタビュー ayumi

自身がK-POP大好きを公言するayumi。
生徒さんの予想を超える成長に日々驚きながら生徒さんとの時間を楽しんでいます。

K-POP好きの理由から、ダンスを始めてからこれまでのこと。
ダンス講師以外の意外な職業とは?

K-POPとダンスの魅力を生徒さんと分かち合うレッスン!
今月で惜しまれつつ退任となる講師の、地元での新たな挑戦とは?

今回は、K-POP大好き講師ayumiの魅力に迫ります。

生徒さんの成長は予想を超えてくる

牧野:リアンに入ってどれくらいだっけ?

ayumi:去年の1月からスタートしたので丁度1年位ですね。

牧野:あっという間だよね。

ayumi:昨年はちょっとレッスン出来ない期間があったので、余計早く感じましたね。

牧野:実際1年やってみてどうだった?

ayumi:コロナがあったので、一端リセットされたような感覚でしたね。コロナの影響で退会されてしまった方もいたりしたので、そこからまた1からという感覚でやったので、本当に1年というよりあっという間でしたね。ですけど、結構特別な期間だったからこそ、来て頂いている方には、よりものすごく感謝をする1年だったという感じです。リアンはダンス初心者限定というところで、ダンス初心者の方だけに指導するという経験はなかったので、自分にとっても挑戦でしたね。ずっと試行錯誤してました。なので、色々な経験も出来て、色々な気持も感じましたね。

牧野:生徒さんの成長というのはどう?

ayumi:もの凄いです(笑)

牧野:(笑)

ayumi:ちょっと失礼になってしまうかもしれないんですけど、予想をはるかに越えていて、ダンス初心者という気持でやってはいるんですけど、本当に1回毎に変わっていく感じがします。1番長い方で4ヶ月目とかなですけど、フリの早さとかスピードが全然違うと感じますね。

牧野:自宅でも練習したりしてきている感じ?

ayumi:そうですね、ある生徒さんの方がダンスに凄くハマっちゃったみたいで。自宅でもやってみたりというのは聞きましたね。

牧野:そうだよね、ダンスの良さって自宅にいても練習出来たり1人で出来たりするのもいいよね。

ayumi:そうですね、今は動画で見たりも出来るので。

クラスはK-POPの話題で盛り上がる

牧野:では反対に、ayumiさんがこの1年で成長したなって思うことはどんなところ?

ayumi:そうですね、教えるという事は好きな方だったんですけど、実際に人の時間である90分を自分の責任を持ってやるっていうことに、最初は凄くエネルギーを使うというのは感じてましたね。時間通りに終わらせたりとか、綺麗にレッスンを終わらせないとというのがあったんですけど、実際生徒さんの顔を満てると、90分で終わりきる事がいいレッスンではないのだなと。毎週ちょっと違ったり、動きがあたりとか。私の声の大きさ高さ質、喋り方とか自分のテンションで皆さんを変えてしまうという事に考えるようになりましたね。自分の気持を高めた上で、皆さんと共有するという事の大切さに気付けた事が自分の中で成長したのだなと思います。私は性格的に、パリピで騒ぐ系ではないので(笑)

牧野:(笑)

ayumi:結構そこは越えなければならないところではあったのですけど、そういう空間を作るというところは苦手かなと思っていた時もあったのですけど、自分が楽しむ為の努力をするというところが変わったところですかね。自分の性格も変わったかもしれません。

牧野:生徒さんの反応も変わったとか思う?

ayumi:思います。自分の状態が良い時って入会して頂いたりとか、自分が悩んでいたりとか、気持が安定していない時というのは、伝わってしまうのかなって思います。

牧野:そうだね、気持とかテンションて伝染するからみんなそうだよね。僕もミーティングで皆に自信なさげに何言っているんだか分からないような事を言っていたら分からないまま終わってしまうし(笑)

ayumi:確かにそうですね(笑)

牧野:K?POPというクラスの枠組みの中で、共通の趣味とか、クラスの雰囲気はどう?

ayumi:私も意外に思ったのが、以前から好きな方もいるんですけど、最近好きになられた方も多くて。オタクの話で盛り上がるというよりも、新しい情報を知りたい、情報交換の場みたいになったりしています。なので、私が情報を与えられるようにしています。

牧野:普段K-POPの情報仕入れたりとかしていると思うけど、どういうところから?

ayumi:元々好きだったのもありますし、新しい曲が出たらそのアーティストのことを調べたりとか、K-POP事務所が多くて。事務所のカラーがあるので、あそこの事務所からグループ出たんだ、どんな感じだろうとか、オタクの人たちは思うんですね(笑)

牧野:そっかそっか、じゃあ、事務所の特徴を把握しているんだ?

ayumi:そうです(笑)ここから出たけど、今回こういう感じだったね、とか。K-POPって音楽自体が多彩なので、こういう感じ寄りの音楽だったねとか、聴きやすかったねとか、そういう話をすると盛り上がるんですよね。その辺はアンテナ立ててやっています。

牧野:いつからK-POPは好きだったの?

ayumi:私は10年位前ですかね。

牧野:じゃあ丁度流行る時、KARAとかの時だよね?学生位の時?

ayumi:そうですね、ダンス部だったんですけど、当時まだ詳しくなくて知らないうちに、K?POPの曲使って振付してたりとかしていましたね。なので、音楽が好きだったのかなと最近気付きましたね。

牧野:K?POPの音楽とかメロディが自分に合っていたんだね。

ayumi:元々はBoAが凄い好きでした。

ダンスを踊っている時だけは自分が1番だという気持になれる

牧野:あ、そうなんだ!懐かしいね。カッコいい感じの所が良かったんだね。ダンスはいつからやっていたんだっけ?

ayumi:元々は、4歳からモダンバレエをやっていて、中、高で新体操をやってインターハイとかまでは行ったんですけど。

牧野:そうだったんだね、上京したのはいつ?

ayumi:大学の時ですね。高校の部活がキツすぎて、ダンスはもう辞めようと思っていたんですけど、大学のダンスサークルを見学した時にダンスの自由さがいいなと思って。新体操って決まったもので点数を付けられるというところなので、点数をつけられないし、動きも音楽も自由というストリートダンスというところに惹かれて始めましたね。

牧野:やっぱり新体操とは全然違う?

ayumi:違いますね。最初背中を丸められなかったです。

牧野:猫背の人がいいって言うよね(笑)

ayumi:そうですね(笑)

牧野:大学はやりたい仕事があって行ったの?

ayumi:そうです、動物関係の。

牧野:そうなんだ!ダンスは大学卒業してからもしてたの?

ayumi:そうですね、一般の動物病院に就職をしたので、ブランクはありましたね。

牧野:教えをやりたいというのはいつ位から?

ayumi:教えるのが好きだと思ったのは高校生位ですかね。

牧野:そうなんだ、部長か何かやってたの?

ayumi:部長やってましたね。引退してからも後輩たちの練習見に行くのは好きでしたね。

牧野:じゃあ、自然に人に教えることをやりたいと思ってたんだね。

ayumi:そうですね、自分がダンスをする事で救われたことがあったので、それを知らない人にも伝えたいというのはありましたね。

牧野:どういうところで救われたと思う?

ayumi:元々人前に立ちたいタイプではなかったんですけど、ダンスを踊っている時だけは自分が1番だという気持になれるのと、別の人間になれるという感覚が自分の中では心が会報されたような感じになっていて、学校生活でそこまで目立たないようなポジションでも、ダンスの時は開放して皆と共有できるという感覚があったので、すごくリラックス出来ましたね。

牧野:クラスづくりで大事にしてるのはどんなところ?

ayumi:少人数なので、1人1人とたくさん会話をするというところですかね。1人1人理解してますよ、という事が伝わるように。会話した細かい事を覚えていたりとか、学校のこととか、仕事のこととか。K?POPというジャンルなので生徒さん同士仲良くなって欲しいし、仲良くなりやすい場所だと思うので、共通の話題が出るように生徒さん同士を繋いだりとかですね。後は、最初から最後までK?POPの曲をかけて、私がちょこちょこ小話を入れてK?POPの世界観を感じてもらえるようにしています。テンション高くて騒いでるクラスというよりも、ちょっとねっとりしている感じです(笑)

牧野:(笑)でも、生徒さん喜んでくれているならね。また、自分と似た生徒さんも集まるからね。

ayumi:本当そうなんですよね、申し訳ないくらい(笑)

牧野:どういうところで自分と似てると思うの?

ayumi:オタク気質なところですかね。好きになったら凄く調べてしまったりとか、詳しい情報に興味を持ってくれたりとか。あと、音楽に関してだけではなくて、女性の方が男性アーティストのフリをする時にそれっぽく出来ない、という時に、私の中ではその特徴を捉えるのは得意だと思っていて。女の子だとこういう形になるけど、こうしたら男の子っぽい動きになるよ、というのをレッスンで聞いたりしてくれるのがオタク気質に近いかなと。

牧野:マニアックだね(笑)生徒さんもそういう指導を好むところなんだろうね。クラスの雰囲気は凄く良さそうだね。

ayumi:ニヤニヤしてます(笑)

牧野:ニヤニヤクラス(笑)そんな楽しいクラスになって残念ではあるのだけど、3月で退任ですね。どうだった?1年間やってみて。

ayumi:そうですね、私自身も勉強になって成長できたし、週1回だけでしたけど、その中で色々な方と出逢えて同じ時間を過ごせたというのは、今後生きていく中で活かしたいと思える事ですし、皆さんに感謝という気持が強いです。私が言うのもですけど、生徒さん達にはダンスをやめて欲しくないです。残りの時間はダンスをやっていってね、というのを伝えられたらと思います。

牧野:きっと届くと思います。今後については?

ayumi:いつからというのは決まってないのですが、そういう気持を無駄にしない為にも、地元の盛岡でダンススクールリアンの運営を出来たらと考えています。とにかく、盛岡にダンススクールがないので(笑)私は幼少期バレエを習っていたんですけど、正直他のダンスをやりたかったけど、なくて。テレビでやっているカッコいいダンスを習える場所がなかったので。モダンバレエを続けていて後悔はなかったんですけど、こういう時代だし、もっと地方の方たちにも色々なダンスが出来るという場所をつくっていきたいなと思いました。アーティスト輩出とかまでは考えてないですけど(笑)盛岡にK?POPのスクールとしてはないですが、好きな方もたくさんいると思うので。

牧野:勝手な親近感で長野もね(笑)同じ雪国という事で。20年前位とか、長野もダンスやってるとかいう話を全然聞かなかったね。ダンス部とか、そもそもダンス部があったかもよく分からないけど。今も長野でリアンありますけど、それでも長野市でも数か所しかスクールないからね。当時はK?POPなんてなかったからね。講師もなかなか少ないしね。

ayumi:そうですね、ただ中にはやりたいけど出来ないという人もいると思うので、一緒にやっていけたらと思います。多分私が上京する時とそれ程変わってないと思うので。

牧野:そうだよね、だからこそ、盛岡でリアンをやりたいと言ってくれた時はとても嬉しかったです。盛岡でも是非素敵なクラスつくって欲しいなと思います。では、東京リアンのクラスの生徒さんに一言お願いします。

ayumi:本当に短い時間にはなってしまったのですけど、私のクラスに来て頂いてありがとうございます。凄く感謝しています。とにかく、毎週生徒さんに会えるのが楽しみで嬉しかったし、次何の話しようかなとか、クラスを考えていくのが楽しかったですし、私のクラスに来てダンスを楽しんで頂けた部分もあったと思うので、その気持ちは絶対に忘れて欲しくないです。色んな状況でダンスが出来なくなってしまったとしても、ダンスっていつでも始められるし、その気持は持って頂けたらと思います。ありがとうございました!

牧野:これからダンスを始めたい方へメッセージを

ayumi:今、YouTubeとかテレビとかで、昔よりも活発にダンスの情報を得られると思うのですが、上手い方がたくさん出てるので、より、私には出来ないのではないかと敬遠してしまう気持もあると思うのですけど、一番最初は誰も何もできなかったので、どれだけ今上手な人でも最初は何も出来なかったので、そこを考えずにまずは一歩踏み出して欲しいです。特にこの東京リアンの先生方は本当にダンス初心者の方や生徒さんのことを考えて教えている方ばかりなので、その空間に少し踏み込んでみてもいいかなと思います。多分1回やったら楽しさを知ると思うので、まず、1回騙されたと思って来てみてください(笑)きっと、変わります、気持が。

-最後に、ayumiにとってダンスとは-

ayumi:私にとってダンスとは…

-これが私の、アナザースカ・・・違う違う-

ayumi:これが私の、アナザーライフ!(もう1つの人生)

心を開放できる場所

 

出身地:岩手県

趣味:カフェ、韓国料理屋さん巡り

特技:相手の話をよく聞くこと

休日の過ごし方:犬と遊ぶ、ダンスの練習の後に韓国料理を食べる、ドッグカフェ巡り

好きな食べ物:韓国料理、コーヒー、クラフトビール

苦手な食べ物:なし