東京ダンススクールリアン会報 Vol.12(2021年5月号)
気づいたら春になっていたけれど、なんだか肌寒い時もあるこの季節。
春は新しい出会いの季節ですが、新しい出会いはありましたか?
まだあんまり無い…という会員の方は、振替チケットやお楽しみレッスンで是非他の生徒さんと交流を深めてみてください!
まだ会員ではない…という方は、是非、体験レッスンへお越しください!無料の見学も大歓迎です!
GWも外出しにくくなりましたが、東京ダンススクールリアンはレッスンも会報も元気いっぱい!
そんな東京ダンススクールリアンの会報5月号!
レッスン曲から、インタビュー等、ここでしか得られない情報満載!
目次
5月号講師インタビュー 星埜なつみ
アイドルグループのリーダーとしても活躍していた星埜なつみ。
常に音楽が身近にあった環境だからこそ、ダンスとの繋がりも大きなものに。
そんな彼女のダンスの原点と、高校ダンス部で始めた意外なジャンルのダンスとは?
真面目に一生懸命頑張る生徒さんとのレッスン中の笑顔もしっかり感じながら、生徒さんと真面目に向き合う講師の魅力に迫ります。
生徒さんに毎週来て良かったと思えるレッスンを
牧野:リアンに入ってどれくらいだっけ?
星埜:半年経ちましたね。
牧野:そっか、もうそんなに経ったんだね。実際やってみてどう?
星埜:楽しくやらせて頂いているので、コロナの影響は受けてはいるんですけど、その中でも体験に来てくださる方もいらっしゃったり、前任の講師の引継ぎから来て頂いている方もいるので、1週間を私のレッスンでストレス発散とか、元気チャージに使って頂けているのかな、と思います。
牧野:クラスの雰囲気とかはどんな感じ?
星埜:私のクラスの生徒さんは、不思議と真面目なタイプの方が集まって来るといいますか、凄くふざけるという感じのタイプの方はいなくて。もちろん、みんな明るいですし、話したら凄く話すんですけど、レッスン始めますという時間になると、凄く集中してくれて。レッスン中は別の話したとかりがあまりない感じですね。大人な方が多いからかもしれませんが。
牧野:月曜日と土曜日のクラスはまた雰囲気違うの?
星埜:そうですね、でも土曜日に来てくれている方が中学生なんですけど、凄く落ち着いている感じで、凄く真剣に楽しみながらやってもらえてます。
牧野:クラスの特徴とか、こんなレッスンにしているとかはある?
星埜:そうですね、生徒さんに毎週来て良かったなって思ってもらえる事が継続に繋がると思っているので、ある程度のメニューは基礎やって振付とかの時間割はしてるんですけど、基礎の内容を変えたりとか、毎回違うポイントを指導したりとか、同じことを言わないとかですね。言葉選びも気を付けてやっているので、先週と同じだったなと思わせないようなレッスンをしています。毎週学びがあったり楽しさがあったりというレッスンにしています。
牧野:飽きさせない、刺激のあるレッスンにしているということだね。それだとやっている生徒さんも楽しいよね。曲のスパンはどんな感じなの?
星埜:他のクラスの先生に聞くと毎週違うよという先生が多いのですが、私のクラスでは1曲やワンコーラスを1ヶ月間で完成させています。4回のレッスンでイントロからサビ1番やるというかたちですね。
牧野:半年リアンでやってどんなことで感動した?
星埜:最近の事でお話しすると、私より全然年上の方なんですけど、明るくて快活なタイプの方なんですが、ほとんど在宅ワークになってしまっていて、新宿も近いわけではないけど、ダンスはやりたいから家から通いますというのをネックに感じていたけど、体験来て凄く楽しかったし、
「是非ダンスを一緒にやりたいです」
と言って下さったことは凄く嬉しかったですね。私の人柄も合ってたからというのも言って下さったので。
牧野:それは嬉しいね。今、在宅ワークで気持ちも塞ぎこまれてしまう中で、その点でアイドルクラス明るくなれるだろうし、いいだろうなって思うよね。
星埜:そうですね、明るい曲が多いので。
牧野:選曲チョイスは基本生徒さん?
星埜:ほぼほぼ9割位は生徒さんで、聞くようにしていますね、順番。まれに、生徒さんの覚えが早くて、3週で終わってしまったりしたときは、最後の1週だけ私がスグに覚えられるようなフリと曲を選んでやることはありますね。
バンドとブレイクダンスをしてました
牧野:ダンスを始めたキッカケは?
星埜:生まれが愛媛県で、親の仕事の都合で東京都愛媛で行ったり来たりしていて。東京で落ち着いたのが、小学校2年生の時だったんですけど、その時仲良くなった子がキッズダンススクールに通っていて。仲良い子がやっているとやりたくなるじゃないですか。それで、私も行ったら楽しくて。友達がやっていて楽しそうだったからでしたね。
牧野:そうなんだ。その時のジャンルは?
星埜:キッズダンスなので、エアロビとヒップホップを混ぜ合わせた感じのクラスでしたね。
牧野:1回行ったらやりたいな、楽しいなと思えた?
星埜:楽しいなと漠然と思えて、音楽に合わせて動くの楽しいなって知って、毎週行っていたら習慣的になって楽しくなっていきましたね。それから、小学校中学校同じスクールで高校からダンス部でした。
牧野:そうなんだ、高校のジャンルは?
星埜:ブレイクダンスでした。
牧野:ええ!意外だな。
星埜:ヒップホップ要素はキッズダンスのところで教えて頂いていたので、基礎は入っていた状態で。その時尖っていたので(笑)
牧野:(笑)そうなんだ!どうして?
星埜:バンドをやっていて。
牧野:そうなんだ!担当は?
星埜:ヴォーカルでした。ツンツンしてたので。やるなら王道のジャンルじゃないな、高校生だしと思って。ブレイクダンスチームがあって、女子誰もいないのに、やります!って言って。
牧野:思い切ったね。バンドはコピーバンド?
星埜:そうですね。
牧野:何やってたの?
星埜:いろいろやってましたね。東京事変とかやってました。
牧野:椎名林檎さんのね。意外な経歴だね。
星埜:中学2年生からシンガーを目指していたので。
牧野:ブレイクダンスの方は実際やってみてどうだったの?
星埜:めちゃくちゃアザだらけになって(笑)
牧野:でしょうね(笑)
星埜:先輩たちも大丈夫?みたいな。急に女子部員入ってきたので。
牧野:高校時代はブレイキンをやってたんだ?
星埜:ブレイキンと、ダンス部が強い高校だったので、ガールズとかのダンス部にはコーチが来ていたんですよ。それで、私の事が気になっていたみたいで。なんだ、あの女子はみたいな(笑)それで、高2の時にこっちもやりなよ、って言われてそこからは両方やるようになりましたね。ロッキンとかもやりました。ジャンルの幅が広がりましたね。
牧野:いろいろやってたんだね。それでなんでアイドルに行きつくの?(笑)
星埜:(笑)そこなんですけど、シンガーを目指してバンドしてて、高校卒業後に音楽の専門学校にヴォーカル学科で行きまして。ずっと歌う人になりたいなと思いながらきていたので、音楽の専門出たところでスグに歌手にはなれないので、働きながらアマチュアでライブしながらやっていて。23才の年の時に、このままだと何物にもなれないなと思って、なんでもいいから芸能活動しなきゃと思っていっぱい履歴書を送って拾ってくれたのが、アイドルの事務所だったんです。
牧野:そこからなんだ。
星埜:そうなんです。それまで、アイドルとか好きではなかったですし。
牧野:だってね、それまでの人生むしろ真逆なかんじだもんね(笑)
星埜:めちゃくちゃバンドマンでしたからね(笑)アイドルはむしろ毛嫌いしていましたから。でも必死にどこでもいいと思ったときに、そういう話を頂いて。でも、苦手なものだからこそ逆に頑張れることもあったりして。
牧野:逆説的にね。
星埜:そうですね、言われる通り逆説的だったんだと思います。結構生真面目なところもあるので、決まったからには、やるからにはアイドルとしてしっかりやろうと決めて。
牧野:そこでリーダーとかしていたんだもんね?
星埜:そうですね。
牧野:そのグループはデビューするっていう目的で活動していたの?
星埜:そうですね。元々あったグループの新メンバーで募集していたんですけど、いろいろあって元のメンバーが全員いなくなって、結局新しいオリジナルメンバーでデビューしました。
牧野:そうなんだ、デビューまでいったんだね。
星埜:地下アイドルですけど、芸能界デビューという形で活動始めましたね。
牧野:今は携わっているの?
星埜:自分自身の現役は引退しているので、現在はシンガーソングライターをしているので、音楽制作は引き続きやっていきたいと思っています。
根本的に音楽がすごく好きだと思うんです
牧野:なるほど。音楽をずっとやっていきたい?
星埜:そうですね(笑)自分で振り返ってみると、根本的に音楽がすごく好きだと思うんですよね。なのでダンスも音楽がないと、というところもありましたし、上手になりたいなとかもっとやりたいなとなれたのだと思います。音楽は小さい時から聴いていたので。
牧野:それはご両親の影響?
星埜:そうですね、車でNACK5というラジオが流れていて。そのラジオで新しいチャートとか聴くようになって、曲やアーティスト覚えていくのが小さいながら好きで。あとは、いろいろなコンサートに連れて行ってもらっていました。
牧野:そうなんだ。ご両親が音楽好きだったんだ。
星埜:どうなんですかね、結構母はミーハーなので(笑)
牧野:お母さんが好きだったんだ?
星埜:そうですね、SMAPが好きで、小学生の時からコンサート行ったりとか、SPEEDとか、ヤエンってご存知ですか?
牧野:知ってるよ(笑)とんねるずのね(笑)20年振り位に聞いたぞ(笑)
星埜:小学生なのに、親の影響で野猿も好きで、野猿も行きましたね。
牧野:そこでね、音楽を吸収して。
星埜:そうですね、自然とそこで好きになっていったんだと思います。
牧野:今度どうなっていきたいというのはある?
星埜:音楽を発信していくのが好きなので、広く知られたら嬉しいですけど、それを抜きにしても音楽にしろダンスにしろずっと続けていきたいと思いますね。それが嫌いになったりやらなくなったりするということはないんだろうなと思っています。
牧野:音楽が人生ってことだね。音楽は身近なものでもあるしね。では、最後になりますが、クラスの生徒さんへメッセージを。
星埜:いつも元気に来ていただいてありがとうございます。まずは、感謝というところと、私が一番喋るのでレッスン中は(笑)それにも、明るく皆さんが真面目に取り組んでいる中、笑ってくれたりしたのが嬉しくなったりとか、笑顔を返しあうというか、マスク越しですけど、笑ってくれているとかは私はしっかり見ているので、これからも皆さんを笑わせられるようなレッスンとか、笑顔になったりする会話を提供できるように毎週頑張っていくのでよろしくお願いします。
牧野:これからダンスを始める方へお願いします。
星埜:始めるタイミングって遅い早いはないと思っているので。年齢にしろ、季節にしろいつでも始められると思っているので。おうちで踊るのも1つかもしれないけど、より大きく動かすという意味では、スタジオとかに行ったほうが気持ちも切り替えられるし、大きく動けるしという点で良いと思っているので、行ってみたいなという気持ちがあれば一度体験に行ってみて頂けたらと思います。私のクラスでもいつでも体験お待ちしております。
-最後に星埜なつみにとってダンスとは?
これが私の、アナザースカ・・・違う違う
星埜:これが私の、アナザーライフ!(もう1つの人生)
私の大切なもの(音楽)の一部!!!
出身地:愛媛県
趣味:音楽観賞・映画鑑賞
特技:中華鍋が振れる
休日の過ごし方:YouTubeや映画を観る
好きな食べ物:クリームシチュー
苦手な食べ物:生野菜
今月のダンスレクチャー
レクチャー講師 SE-KO
5月のレッスン予定曲
・ジッパー/NMB48
・Monster/嵐
初心者へのワンポイントアドバイス
ワンポイントアドバイスとしては振りをかっこよく、可愛く見せるコツとして大きく動く、脱力させることです。
自分の最大のかっこいい、可愛い角度を探してみてください☆
イチオシアーティスト
ASTRO!!
Babyというて曲が私は好きです。
次回6月号の特集は「SE-KO」です。
次回もお楽しみに!