東京ダンススクールリアン会報 Vol.6(2020年10月号)
目次
東京ダンススクールリアン会報10月号
暑さも和らいですっかり秋の空になってきました。
東京ダンススクールリアンは10月1日で開講10周年!
皆様のおかげでここまでこれました。
そして、また20周年に向けて、これからもたくさんの方に
ダンスの楽しさを伝えていきます!
そんなリアン会報は今月も元気いっぱい!
10月号をどうぞお楽しみください!
10月のレッスン曲から、インタビュー等、ここでしか得られない情報満載!
4月のレッスン予定曲
原口奈々クラス
10月は『パッピーハロウィンハーベスト』です!!
今月はハロウィンの曲で楽しく踊っていきたいと思います!!
パレードのようにお客様と一緒に踊れて楽しめるような振り付けにしたので、ダンスを始めたばかりの方でも覚えやすいかと思います♪
パレードダンサーになった気分で、一緒に秋を感じましょう〜!
かなこクラス
年内もレッスン12回
今月はかっこいいをポイントにどのクラスもやっていきます!
ayumiクラス
10月の木曜KPOPクラスは、振替も含め、5回ありますので!!
1.2週→dynamite♪BTS
3.4.5週→NOTSHY♪ITZY
をやっていきます!
今月のダンス初心者上達法
教えてくれる講師:ayumi
ダンス初心者向けアドバイス
【憧れのKPOPアイドルに近づくためには!】
振り付けをある程度マスターできたら….首の角度を注目してみると、より雰囲気が出てきます!男性アーティストも女性アーティストも、雰囲気によって首の角度、変えていますので^^)★ぜひ、そこに注目してみて下さいね〜?
教えてくれる講師:たま
ダンス初心者向けアドバイス
【千里の道も一歩から♪】
基礎の積み重ねが後で大きく差が出ます!
基礎練習を一緒にやって、ダンスが上手くなるコツを掴みましょう☆!
東京リアン講師インタビューVol.6
風早なつみ
-私が皆に幸せを届けて、みんながそれをキャッチして踊って欲しい-
自分がダンスで幸せになれたように、生徒さんにもダンスを通じて幸せになって欲しい。
幼少期から親しんだダンスについての考え方とは?
毎回生徒さんに感動させられる言葉とは?
生徒さんから背中を押してもらったこととは?
笑顔で生徒さんにハッピーを届け続ける風早なつみの原動力がここにあります!
程よい距離感で仲良く楽しく出来ているのが素敵だなと思いました
牧野:リアンにきてどれくらいだっけ?
風早:去年の9月に代講入らせて頂いているので、1年まだ経ってなくて引継ぎしたのが11月でしたね。
牧野:そっか、まだそんなもんだっけ?
風早:そうなんですよ(笑)
牧野:最初横浜ルーチェの方の面接受けてたんだよね。求人はどういう経緯で見つけたの?
風早:求人のサイトか何かで見つけたのがキッカケでしたね。
牧野:リアンに入って来たときの印象は?
風早:生徒さんと講師の距離がいい意味で近いなと思って、他のダンススクールとかだと壁があるなって感じでしたね。でも、リアンはいい意味でその壁を壊して程よい距離感で仲良く楽しく出来ているのが素敵だなと思いました。
牧野:風早さんがダンスを始めたキッカケってなんだったの?
風早:最初はクラシックバレエだったんですけど、母親がバレリーナだったので5歳からとか気が付いたらバレエ教室に通ってましたね。
牧野:スゴイね、じゃあ最初は自分の意志じゃないんだ?
風早:そうですね、気づいたら踊ってました(笑)
牧野:じゃあ、親御さんがやらせたいというのもあったんだね。実際バレエは楽しかった?
風早:バレエは、本当に小さいときはただただ何も考えずに楽しんでいた感じでしたね。スキルのこととか技術面などは、幼い頃ってそんなに求められないので、ただただカワイイ衣装着てみメイクして踊ってたというのが自分の日常の中の一部になってましたね。
牧野:バレエの先生は厳しかったの?
風早:めちゃくちゃ厳しくって(笑)物心ついて、幼稚園から、小学生になる時にもっとバレエをやろうと思った時にバレエ学校に入学したんですけど、その時の先生がめちゃくちゃ怖かったですね。
牧野:バレエの先生って厳しいイメージが強いよね。
風早:特別厳しかったですね。
牧野:それは挨拶とか礼儀とかいうところから指導まで?
風早:そうですね、もう一流のバレリーナを育てるくらいのところだったので、関西では一番大きいバレエ学校だったので、上下関係も厳しかったですね。
この生徒さん達とならやっていけると思いました
牧野:当時は関西にいたんだ?
風早:はい、ずっと大阪にいたので。
牧野:そうなんだ、いつ来たの?
風早:大学ですね。大学で上京してきました。
牧野:そうだったんだ、もうずっと横浜とかかと思ってた(笑)
風早:違うんですよ(笑)バリバリの関西人です(笑)
牧野:関西弁も出さないよね。
風早:はい、出さないようにしてます(笑)
牧野:大学はどういう大学だったの?
風早:大学はミュージカルコースなんですけども、中学生までバレエしかしてなかったので、高校の時にもっと自分のダンスの幅を広げたいと思ってバレエ以外にもと思ったことがキッカケで演劇をやったりお芝居したりしていました。その流れで芸術系の大学しかないだろうなと思って、音大のミュージカルクラスへ入りましたね。
牧野:その時はどういう風にしていきたいとかあったの?
風早:その時はもうがむしゃらに頑張って自分の役をとって、講演に出るのも毎回オーディションがあったのでそれに必死でしたね。なので、正直あまり将来のこととかは考えていなかったんですけど、教えるのも好きだし、ずっとダンスに関わっていきたいと考えてましたね。
牧野:いつからインストラクターは始めたんだっけ?
風早:インストラクター自体は在学中に子供たちのバレエの先生をしたりとか、ジャズダンスの教えをしたりとかしていました。高校とかの時もダンスリーダーみたいな感じでやっていたので、教えたりとかしているのはやっていました。職にしたいなと思ったのは、子供たちに教えていたりとか、ジャズの教えをした時で、大学卒業したら教えていきたいと思ってました。
牧野:リアンでは引継ぎだったと思うんだけど、約1年やってみて自分の中での率直な感想としてはどう?
風早:最初引継ぎのレッスンをしたときに、今までは子供たちや同級生とかだったので、自分よりも年上の方達を教える時は、ど緊張でしたね。人生の先輩方ですし、ほとんど同世代でも3つ4つ上とかだと緊張しましたね。私を先生として見てくれるのかなというのが不安だったんですけど…その私の不安が全面に出ていたからなのか、生徒さん達から
「年齢とか全然気にしなくていいですよ。私たちは先生の事は先生として見ているので、安心して先生のやりたい事を全力でぶつけてきてください」
って言っていただけて。
牧野:すごい優しいね。
風早:そこですごい打ち解けたというか、この生徒さん達とならやっていけると思いましたね。
牧野:なかなかそこまで言えないよね。そんな生徒さん達といて感動したことは?
風早:感動したこと…毎回のレッスンが生徒さん達といる事が楽しいので、生徒さん達も終わった後に、
「楽しかった!また早く来週になって欲しい」
とか、口に出して言ってくれることとか中々ないと思うんですよね。本当に小さい事かもしれないですけど、それに毎回感動しているというか、ダンス発表会も本当は出来たら良かったんですけど(3月予定していた発表会は中止となりました)そこまでにみんながダンス発表会に向けて積極的に練習してきてくれたりとか、楽しんでくれてきた事とかが私にとって一番の幸せとか、
「先生と出逢えて本当に良かった」
とか言っていただけることが凄く嬉しいし、毎回感動してます。リアンのビッグイベントとかはまだ私は出ていないので、発表会を見て感動とかはないんですけど、でも毎回のレッスンで感動できる事が、その小さい積み重ねが私にとっては大きいなという感じです。
牧野:なるほどね。そうだね、その発表会に向かっていく連帯感であったりとか、そういう関係性も含めてつくって頑張っていくというのは見ていても嬉しいだろうし、自分が考えた振付とかを生徒さんが覚えてやっていくって嬉しいことだよね。今回ダンス発表会残念だったけど、また落ち着いたらやりたいなと皆思っているから必ずまたやりましょう!逆に大変だったこととかはあったりした?
風早:そうですね、最初は前任の先生の生徒さんだったので、その輪の中に入ることが自分は浮かないかなとか、先生として見て頂けるかなという不安があったのと、その後はレッスンを進めていくうちに、発表会のレッスンになった時に全員の生徒さんが揃うのが難しかった時ですかね。リアンはダンス初心者という事もあると思うんですけど、社会人の方が多いので、スケジュールが合わなかったりすることもあるんですよね。他に普段お仕事とか頑張ってやられていることに加えてダンスをされているので、数少ない全員が揃うという日にいかに集中うしてどんどん進めていけるかというのが、私にとっては課題だったという感じですかね。でも大変だったんですけど、生徒さん達の意欲が凄かったので、休まれても自宅で練習してきたりして下さったりして、助けられましたね。あとは、単純に初心者の方々がいかに楽しんで頂けるか、ダンスを楽しんでやれたり、達成感を味わってもらえるような構成とか振付とかを考えたりしたことが、私自身も楽しい事であり難しい事でもありましたね。
元気とか勇気とか与えられるような講師に
牧野:レッスンで気を付けていることとかあるの?
風早:レッスンで気を付けていることは、自分自身が一番楽しんでいる状態でないと、みんなが楽しくないと思うので、私自身が一番ハッピーな状態にしていないとなと思ってます。それが声だったり、選曲だったりとかです。
牧野:そうだね、テーマパークとかミュージカルだと余計に必要かもね。ダンス辞めたいと思ったことはあったりした?
風早:ないですね。
牧野:さっきのバレエの時とかも思わなかった?
風早:そうですね、怒られた時は凄く辛いし、めちゃくちゃ落ち込むんですけど、次の日はケロッとしていてあまり引きずらなかったですね。怒られても結局自分の力不足だったりするので、ダンスを理由にすることはなかったですね。
牧野:スゴイね、それはもう大人の考えだね(笑)
風早:今思えばそうだったのかなって思うですけど、辞めるという選択肢がなくて、今日行きたくないなというのはありましたけどね。でもその時のバレエのレッスンが今の自分のダンスの仕事にも繋がってるなって思いますね。
牧野:今後どんな講師になっていきたい?
風早:ダンサーになるためのダンススクールだったらまた違うと思うんですけど、ダンスはあくまでも自分の気持ちを体や心で表現するのが大事だと思っているので、私が皆に幸せを届けて、みんながそれをキャッチして、踊って欲しいなというのがありますね。そこで、悔しいとかでもいいと思うですよ。今日はここが出来なかったとか、なんでもいいので、私の発信するものによってみんなが喜怒哀楽を感じてもらえるような講師でいられたらと思います。もちろん、ハッピーを届けたいですけど、いろんな事がその人の引き出しになると思うので、元気とか勇気とか与えられるような講師になれたらと思います。
牧野:生徒さんに影響を与えられる講師にってことだね。
風早:そうですね、背中を押せるような、役にたてたらいいなと思います。私のレッスンで元気になれたとか、パワー貰った、笑顔になれたと言って頂けると嬉しいですし、それが生きがいですね。
牧野:そうだね、誰かに影響を与えるってすごい事だし、それをまた返してもらえたら嬉しいね。そんな生徒さん達にメッセージを。
風早:自分が幸せでいられることが一番だと思うので、踊っているときは何も考えずにただただ楽しんでいただけるような環境づくりをしていくので、一緒に笑顔になりましょう。これからもよろしくお願いします。
牧野:では、これからダンスを始めたい方にメッセージを。
風早:このご時世いろいろ考えることとかあると思うですけど、自分がとにかく幸せでいられることが一番だと思うので、ダンスがその手段の1つになれたら嬉しく思います。最初の一歩はすごく勇気のいることだし大変なことなんですが、その一歩を踏み出してもらえたら、私が引っ張っていく自信はあるので、新しいことを始めることのキッカケに、力になります。
-最後に風早なつみにとってダンスとは?-
風早:ダンスとは…
-これが私の、アナザースカ・・・違う違う-
風早:これが私の、アナザーライフ!(もう1つの人生)
私の魅力を最大限できるキラキラツール
出身:大阪
趣味:ヘアーアレンジ、ピンク色の雑貨集め、カフェ巡り
特技:タップダンス、料理
休日の過ごし方:好きなドラマやバラエティを見る、好きなご飯を食べる、ショッピング
好きな食べ物:肉類、さつまいも、いちごのお菓子、お好み焼き、オーガニックご飯
嫌いな食べ物:しいたけ、魚介類